起業したいSEへ

フリーランスもアリだと思う

働く時間と場所が自由

SEが起業するならまずフリーランスからと考える人は多いものです。好きな時間に好きな場所で働ける自由は、会社員にしてみれば夢のような働き方ですよね。朝型の人なら早朝から仕事をして午後はゆったりと過ごし、夜型の人なら夜集中して仕事をして朝はゆっくりと寝るなど、フリーランスになると自分にとってベストな時間帯で働くことができるようになります。自宅での作業に煮詰まってしまったら、カフェやコワーキングスペースに移動して仕事をするのもいいですね。休みの日だって自由に決められるので、混んでる休日は働いて空いている平日に旅行などを楽しむこともできますよ。子育てや介護などで自宅を離れることが難しい人も、フリーランスなら無理なくできる範囲で仕事を続けられます。

自分の基準で仕事を選べる

フリーランスになると仕事が選べるようになります。報酬を優先するのか、仕事のやりやすさを優先するのかによって請け負う仕事の質や量も違ってくるでしょう。会社員が個人の好みで仕事を選ぶなんてまずできないことを思うと、フリーランスがいかに自由なのかがよくわかります。自分がなりたいSE像があったとしても、仕事が選べなければ思うようにスキルアップはできませんよね。会社にいてもやりたいことができないまま時間だけが過ぎてしまうぐらいなら、フリーランスになって突き詰めたい分野の仕事をどんどんこなしたほうが早く確実にスキルが伸びます。

人間関係の悩みがない

組織の中にいれば絶対に避けては通れない人間関係もフリーランスには無関係。やっと仕事が終わったかと思えば飲みに誘われて、断りたくても断りきれずにズルズルと飲みに行ってはまた疲れて帰るなんてことはなくなります。職場の人間関係がなくなれば余分な交際費もかからず、大切な人との付き合いのみにお金をかけることができるようになります。時間もお金も節約して自分のやりたいことに集中できるようになれば、ストレスも自然と減ってくるはずです。ストレスが減って気持ちに余裕が持てるようになると、仕事にも勉強にも身が入るようになることでしょう。

収入をコントロールできる

フリーランスは自由という面がよく強調されますが、忘れてはならないのが収入面のことです。フリーランスは頑張れば頑張った分だけ自分の収入になるのでやりがいは抜群。会社員時代の倍以上稼ぎたいと思うなら、報酬の良い案件を受けるなり仕事を増やすなりして収入を調整すればOKです。仕事に関する収入と支出に関する決定権は全部自分にあるので、やりたくもない残業をしぶしぶこなすようにではなく、目標を持って意欲的に仕事に取り組むことができるのがうれしいですね。

こっちも読んでみよう!

SEは起業しやすい職種だと思う

世の中に数ある職種の中でも、SEは開業にコストがかからない職種です。店舗や事務所が必要な職種なら開業するまでにかなりの労力が必要ですが、パソコンとインターネットと作業をする場所さえ確保できればいつでもどこでも働くことができるSEは、起業してやっていけるだけのスキルがあれば、いつでも好きなときに開業できます。SEの場合、いきなり法人を立ち上げる必要はなく、自社サービスの運営や受託開発の仕事をフリーランスとして請け負うことができます。

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こんな人が起業に向いていると思う

仕事の全責任を一手に担うことになる起業家は、どのようなトラブルに見舞われたとしても、自分の責任において考えながら対処していくしかありません。そこで重要になってくるのがメンタル面の強さやポジティブな思考力、柔軟な対応力です。SEとしてのスキルがあるから起業に向いているとは限らないので、起業に向けて具体的な行動を起こす前に、自信を持って起業に臨んでいける状態なのかどうかをよく考えておくことが大切です。

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一番大事なお金関係

起業の準備において最も重要なのは、お金に関する準備です。特に起業後では間に合わない類の準備は、何をおいても先にやっておくべきです。新しい物件に引っ越すにしても住宅を購入するにしても、会社員と事業主では結果が異なります。もし起業のタイミングで住み替えたいなら、物件探しも含めてできるだけ早めに準備を始めることをおすすめします。クレジットカードも審査があるので、会社員の立場があるうちに作っておいたほうがいいでしょう。

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Special

仕事の獲得法はこんな感じが多い

会社員時代の人脈を大切にしておくと、起業してからもいいお付き合いをしてもらえるでしょう。紹介者が多ければ、新規顧客を開拓しなくても当面仕事に困らないかもしれません。人脈だけに頼らず、SEを求めている企業を自分で探して連絡してみる努力も必要です。営業に自信がないならば、代わりに営業してくれるエージェントを活用しましょう。エージェントは営業以外にもいろいろなサービスを提供しているので、起業前の情報収集にも役立ちます。

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エージェントは使うべきだと思う

仕事を獲得する方法をあれこれと考える前にぜひ検討したいのが、フリーランス専門エージェントの利用についてです。エージェントにサポートを依頼すれば、人脈がない人や営業に自信がない人でもフリーランスとして活躍できるようになります。SEの仕事だけに集中することができるようになると、収入の大幅アップやスキルアップにもつながります。ここでは、フリーランスSEに人気のエージェントを3社を厳選してご紹介しています。

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手続き関連はこのページ

SEが起業するのに許可は特に必要ありませんが、開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出すると、青色申告ができるようになります。青色申告は白色申告よりも節税効果が高いので、少々帳簿が面倒でもチャレンジしてみる価値があります。国民健康保険や国民年金については、各市町村窓口で手続きができます。小規模企業共済制度は、退職金がない個人事業主にとって助かる制度ですが、加入前によく条件を確認してからにしましょう。

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